kArnAtAkA
2011年 04月 14日
しばらくの間、インド・ゴアの写真に写っているビーチで半野宿生活をしながら、
夢の手漕ぎミシンと共に制作をしていました。
偶然何故か、ゴアに津波が来るかもという噂話を耳にし,
眠れない夜を過ごした翌日に日本のニュースを聞き、とてもショックで、、
祈ることしかできない、現地に居られないもどかしさと共に、
そこで目覚め、活動を起こしている仲間達に心底感動し、胸打ち衝かれ、触発させられ続ける日々でした。。
塩の満ち干や、月の満ち欠けと直に生きるなか、本能的に土・大地との接触を渇望した感もありました。
インドの自然の中での生活では蛇口もなく、停電はしょっ中でも、なに不自由することもなかったけれども、
日本、特に東京などでは今までにない、とてつもない体験だったと思います。
きっと皆が、原子力や私達の住む社会の成り立ち、
過去・現在・未来について真剣に向き合い、学ばせられる時期ですね。
自分の無知加減に打ちのめされつつも、
シンプルに進歩的に、少しづつでも確実に、
自然との調和と共に生きるビジョンを新に生み出し、持ち続け、
行動を起こし、皆で力を合わせ生きて行くことの大切さを痛感してなりません。
さて、InaRio制作の方ですが、インドでは革や素材にペイントしたり、新たな素材制作手法を学んだり、
現在居るポルトガルでは、蚤の市で手に入る手編みアンティークレースやリネンなどの素材と、
インドで譲り受けたリサイクルの革とミックスしたりと、相変わらずアナログ実験的制作活動に没頭していますが、
主に南インドのKarnakata 地方の古いアクセサリーと、革とを融合した、
取り外し可能・お洒落かつ便利な裏ポケット付きベストなど、
新アイテムの展示会を、なにかしら良い形で、6月頃に日本で開催できたらなぁ…と思っています。
..One lOve.........
by inario
| 2011-04-14 06:20
| Clothing